【模刻-17】奈良県 東大寺法華堂執金剛神立像 現状古色模刻

模刻像制作:重松優志、古色彩色:飯沼春子ほか 制作年 2019年

 この模刻像は、博士後期課程の研究(重松優志「東大寺法華堂執金剛神立像の模刻制作を通した奈良時代塑像の構造・技法研究」2019年)において、本来塑造である原本像を脱活乾漆技法で制作したものです。制作を通して、塑造と乾漆造という技法の違いがその造形にどのように影響を与えるのかを検証しました。完成した模刻乾漆像には仕上げ土を薄く塗り、1300年の時を越えた現在の姿が古色彩色で再現されています。

​布貼りの上から木屎漆で塑形​

​布貼りの上から木屎漆で塑形​

​黒目の嵌入

​古色彩色開始​

​小札文様の再現

​完成(撮影:小島久典)​

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