【制作-1】陸前高田普門寺おやこ地蔵・信州善光寺おとうさん地蔵

 2011年に発生した東日本大震災によって、陸前高田市は壊滅的な被害を受けました。多くの人命とともに「高田の松原」も押し流され、残ったのはたった一本だけでした。保存修復彫刻研究室では、藝術に関わる者としてわずかでも貢献できればという思いから、流された松の木を使って地蔵菩薩像を4軀制作しました。造立にあたっては、各界から厚いご支援をいただき、陸前高田の普門寺境内には地蔵堂も建立されました。震災から1年後には、長野県善光寺にて開眼法要が行われ、4軀の地蔵菩薩立像は「おやこ地蔵尊」と命名されました。現在では、陸前高田の普門寺には「こども地蔵」「おかあさん地蔵」が、善光寺には「おとうさん地蔵」が安置され、年に一回「おとうさん地蔵」が陸前高田へ里帰りし、家族団欒の時を過ごしています。

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​全壊した陸前高田ユースホステル

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​流された松の木

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​一本だけ残った松の木​

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​地蔵菩薩像の制作

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​仕上げ前の段階​

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​納入品の奉籠

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​善光寺での開眼法要

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​普門寺に建立された地蔵堂​

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​今も花や供物が途絶えないおやこ地蔵